フィリピン留学で気になるのは、学校の質だけではなく、治安も気になるところです。
しかし、外出時に気をつけることで危ないことから守ることはできます。
日本は他国に比べて治安がかなり良いことがわかります。
そのため、海外へ行ったときに日本で生活しているような感覚でいると犯罪者に狙われやすいです。
当然のことながら留学する国が日本ではないことを常に意識し、留学中は特に治安、週間、文化の違いを認識し、行動するようにしましょう。
インターネット環境が整っているか
日本では、いつでもどこでもインターネットを使えることが当たり前です。しかし、フィリピンではまだネット環境が整っておらず、正直便利とは言えません。
ほとんどの学校でインターネットは利用できますが、インターネットが使える場所は学校によって異なります。
ロビーや食堂など共用スペースで使える学校、寮の自室で使える学校、両方で使える学校などです。
スパルタタイプの学校では勉強に集中させるため、寮の自室でインターネット接続ができないところもあります。また同様の目的で、教室エリアでは使用を禁止している学校もあります。
MK EDUCCATIONでは校内、寮ともにWi-Fiが利用できます(教室のみ使用不可)。
日本と変わらない速度で快適にインターネットをご利用いただけます。
地域によって治安が異なる
フィリピンへの留学を検討される方が、留学前にもっとも不安視されることのひとつが、「フィリピンの治安」です。
日本では繁華街と田舎を比べると雰囲気は違いますが、1人で出歩けないなんて事はありません。しかし、多くの国々では同じ国の中でも地域によって危険性が大きく異なることがあります。どの地域を留学先として選ぶかで、その安全性はまったく異なります。人がたくさん集まる都市部はそれだけ犯罪率が高くなりがちです。
日本は先進国の中でもまれにみる治安のよい国です。留学中は日本ではないことを意識し、危機管理を努めましょう。
- 夜間は一人で出歩かない
- 貴金属や多額のお金、高価なもの(ブランドのバッグや財布等)を身に着けない、持ち歩かない
- 目立つ服装や派手な露出を避ける
- 見知らぬ人について行かない
薬物関係のトラブル
「睡眠薬強盗」の被害に遭う人が増加しています。
老若男女のフィリピン人が単独、カップルあるいは家族連れを装って、デパート、ショッピングモール、繁華街、公園、観光名所等において、日本人旅行者に親切そうに近付きます。
次に、言葉巧みに観光案内を持ちかけたり「日本に興味があるので日本の話を聞かせて欲しい」と話しかけます。
そして、頃合いを見計らってレストランや自宅に案内し、睡眠薬を混入させた食べ物・飲物を勧められます。
昏睡させた後、所持金を盗み取るのが睡眠薬強盗の手口です。
- 夜間の不用意な外出は避け、複数名で行動する。
- 多額の現金、貴重品は持ち歩かない。
- 見知らぬ人に声をかけられてもついて行かない。
- 相手から出された飲物は不用意に飲まない。
など、自分自身で対策しましょう。
衛生面のトラブル
水
フィリピンでは水道水を飲用として使用することはできません。海外では水道水を飲用として使用できないことが当たり前なのです。
お腹の弱い方ですと、うがいや歯磨き、シャワーの際に少しの水道水が口に入っただけでもお腹を壊してしまいます。
フィリピン留学中は必ずミネラルウォーターを購入するかウォーターサーバーのお水を飲みましょう。
トイレ
フィリピンに限らず東南アジアの多くの国では、トイレットペーパーを流さずに便器の横のゴミ箱に捨てる習慣があります。観光地や街中の公衆トイレでは、便器の便座がないことや、トイレットペーパーが置いていないことも多いです。
また、水圧が日本よりも弱く、さらにトイレの排水管が細いため詰まってしまうことも珍しくありません。
まとめ
日本ならば、服装の露出が少し激しくても、夜に街を歩いていても犯罪に巻き込まれるということは少ないかもしれませんが、海外は違います。
女性が露出の多い服装をしていれば性犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
お酒に酔った結果、気がついたら貴金属を奪われていたなんてこともあります。
自分が今いるのは日本ではないということを、日ごろから意識しながら留学中は行動していくことで、危ない目に遭わないように気をつけることは可能です。