フィリピン留学コラム

フィリピンへの長期留学でハマりやすい落とし穴とは

サムネイル:長期留学
滞在期間が長すぎると同じ先生、同じ授業にマンネリ化を感じて途中で飽きてしまったり、ダラけてしまう可能性があります。
英語はすぐに目に見えた結果が出ません。成績に伸び悩んだり、勉強方法が合っているのか不安になる人もいます。
他にも空気や水などの環境が合わない、多国籍の学生との寮生活が合わない、食事が合わないなど、実際に行って過ごしてみてからではわからないことも沢山あります。

フィリピンに長期留学する人が見落としがちな点

フィリピン留学は1日に6~8時間の授業をこなし、授業後に予習復習などの自習を行う日々を平日は毎日繰り返します。滞在期間が長いと同じ先生、同じ授業にマンネリ化を感じたり、環境や英語を話す事に慣れてきて勉強へのモチベーションが下がってしまう方が多いです。

また、勉強に意欲的なのは良いことですが、たくさんの授業を取ってしまい、予習復習が追い付かないのであれば効率が良いとは言えません。

授業の内容が簡単すぎて英語力が上がらない

殆どの学校は、初日にレベルテストを受け、それぞれレベルに合った授業を行いますが、講師によって英語レベル・教え方に差があり、授業のレベルが低く感じたり、講師の教え方が合わないことがあります。

その場合、我慢をしていてもなかなか英語力は上がりません。正直に授業のレベルを上げて欲しいことを伝えましょう。
また、学校によっては講師の変更ができる場合もあります。何度か授業を受けてみて、それでも合わない場合は一度学校のスタッフに相談してみましょう。

日本人留学生とばかり仲良くしてしまう

スパルタ教育を取り入れている学校では「校内では英語以外禁止」のルールが設けられたりしていますが、日本人が多い学校では校内で日本語が飛び交っていることもあります。息抜き程度に日本語を話したり、日本人の友達と遊びに行くのも良いと思います。しかし、せっかくフィリピン留学をしているのに授業以外に日本語ばかり使用してしまってはもったいないです。

日本では他国の友達を作る機会があまりありませんが、留学をすると普段出会えない方と友達になるチャンスはたくさんあります。日本人とばかり過ごすのではなく他国の学生とも交流してみましょう。

ホームシックになってしまう

到着後、1週間~2週間は慌ただしい留学生活をしているので気づかないのですが、落ち着き始めた時に食事が合わない、生活環境に慣れない、家族や友達と会えず寂しい、などによりホームシックになり始める方は少なくありません。

ホームシックを乗り越えるためには、積極的に友達と会話をしたり、週末に外出してリフレッシュをしましょう。また、お気に入りの場所を作ったり、夢中になれることを見つけるのも良いかもしれません。

海外旅行保険が切れてしまう

最近では海外旅行保険が自動で付帯されたクレジットカードが増えました。しかし、大体のクレジットカードの保険適用期間は長くても90日ですので、90日を超えると保険は切れてしまいます。
長期留学の場合、病気やケガ、盗難のリスクも高まります。その場合は留学前に日本で必ず一般の海外旅行保険に加入しましょう。

また、クレジットカードの保険はオプションサービスとなり、補償内容は手厚くありませんので、きちんと補償を受けたいと考えている方も一般の保険に加入しておくのをおすすめします。

長期のフィリピン留学をする際のデメリット

長期留学の場合学生であれば休学や退学、社会人の方は退職する必要があります。帰国後には環境が大きく変わりますので長期留学に行く前に良く考えてから計画を立てることが重要です。

また、長期でひとつの学校にいることのデメリットとしてはモチベーションを維持するのが大変なことです。同じ環境に長く居ると、どうしても勉強に対するモチベーショがもどんどん下がっていってしまいます。

費用を貯めるのに時間がかかる

留学期間が長い分、もちろん留学費用は高めです。学費や滞在費などを含めると年間数百万円ほどは用意しておく必要があります。
学校に通いながらアルバイトをしている方や、一人暮らしの方は貯める金額にも限度があるはずです。貯めなければ金額も大きいために時間もかかり留学するタイミングがどんどん遅くなってしまいます。

どうしても暇な時間ができたり遊んでしまうとお金を使ってしまいますが、休日は体を休めたり英語の勉強をするなどなるべくお金を使わなくて済む工夫をし、日常では自炊をするなど節約を心がけるようにすれば早めに資金が貯まるはずです。

半年の留学にかかる費用

フィリピン留学半年の総費用は約120万円〜180万円です。

フィリピン渡航前に払う費用

入学金:約15,000円
授業料:約800,000~1100,000円
授業・滞在費・食費込み

フィリピン渡航後に払う費用

寮保証金:約10,000円
退寮時に破損などがなければ返金されます
空港ピックアップ:約3,000円
スタッフが空港送迎いたします
IDカード:約300円
外出時に必要となります
SSP申請:約12,000円
Special Study Permit/特別留学許可証
期間を問わずフィリピンで語学留学をするのに必要な許可証です。有効期限6カ月
CRTV申請:約3,300円
Certificate of Residence for temporary Visitors/一時滞在許可証
フィリピンに6カ月以上滞在する人は必要です。
ECC申請:約3,000円
Emigration Clearance Certificate/出国許可証
フィリピンに6カ月以上滞在した場合、出国時に必要となります。
ビザ延長:約26,500円
滞在期間が31日を過ぎる場合、30日間ごとに延長費用が必要です。
教材代:約30,000円
コースやレベル、進捗具合によって変動します
光熱費:約30,000円
電気・水道代。電気・水道の使用が多ければ多いほど料金は上がります

その他

平均的に月2、3万円あれば十分と言われています。

外食代
観光、アクティビティなど

航空券

航空券:約30,000~90,000円

海外旅行保険

海外旅行保険:約100,000円

1年の留学にかかる費用

フィリピン留学1年の総費用は約200万円〜260万円です。

フィリピン渡航前に払う費用

入学金:約15,000円
授業料:約1600,000~2200,000円
授業・滞在費・食費込み

フィリピン渡航後に払う費用

寮保証金:約10,000円
退寮時に破損などがなければ返金されます
空港ピックアップ:約3,000円
スタッフが空港送迎いたします
IDカード:約300円
外出時に必要となります
SSP申請:約24,000円
Special Study Permit/特別留学許可証
期間を問わずフィリピンで語学留学をするのに必要な許可証です。有効期限6カ月
CRTV申請:約3,300円
Certificate of Residence for temporary Visitors/一時滞在許可証
フィリピンに6カ月以上滞在する人は必要です。
ECC申請:約3,000円
Emigration Clearance Certificate/出国許可証
フィリピンに6カ月以上滞在した場合、出国時に必要となります。
ビザ延長:約54,000円
滞在期間が31日を過ぎる場合、30日間ごとに延長費用が必要です。
教材代:約60,000円
コースやレベル、進捗具合によって変動します
光熱費:約60,000円
電気・水道代。電気・水道の使用が多ければ多いほど料金は上がります

その他

平均的に月2、3万円あれば十分と言われています。

外食代
観光、アクティビティなど

航空券

航空券:約30,000~90,000円

海外旅行保険

海外旅行保険:約120,000~240,000円

長期になるとビザが高くなる

日本国パスポートを所持していれば、30日間は観光ビザでフィリピンに滞在できます。しかし、31日目からは期間に応じてビザの延長申請が必要となります。

入国
3,340ペソ(約6,680円)
<1st>31~59日間
7,950ペソ(約15,900円)
<2,3rd>90~119日間
9,270ペソ(約18,540円)
<4th>120~149日間
12,210ペソ(約24,420円)
<4,5th>150~179日間
13,230ペソ(約26,460円)

まとまった時間が必要なため、仕事や学業に影響が出る

半年や1年など長期でフィリピン留学をする場合、学生であれば休学や退学を、社会人の方は現在働いている職場を退職するなど、日本での今の環境を一度整理をしてから留学する必要が出てきます。

また、退学や退職をした場合は帰国後の就職や職業についても考えなければなりません。半年や1年の留学よりもその後の生活の方が明らかに長く大切です。
長期留学に行く際はなぜ留学をするのか、留学を今後の人生にどう活かすのか、よく考えてから計画を立てることが重要になってきます。

それでも長期でのフィリピン留学が選ばれる理由とは

フィリピン留学が支持される大きな理由の一つは、何と言ってもその安さにあります。日本の英会話スクールでマンツーマンレッスンを受けようとすると、非常に高額になってしまいますが、フィリピン留学では安いコストでマンツーマンレッスンを毎日受けられます。

その為、長期でフィリピン留学をおこなった場合はトータルのレッスン数が多く英語力はアップし、スキルアップやキャリアアップに繋げやすいからです。

スキルアップ、キャリアアップに繋がりやすい

フィリピン留学では、語学学習だけではなくインターンシップを扱っている学校もあります。

もちろん英語力をアップすることでキャリアアップにつながることもあります。また、海外で生活しながら英語を学ぶのも一つの経験となりますが、インターンシップの場合は海外の企業で仕事の経験を積むことができるため、アピールしやすくなります。

その他にもビジネス英語を集中的に学ぶことや、TOEICの点数を上げることもキャリアアップに繋がりやすいです。

自分の中の価値観を変えることができる

留学は英語力アップだけではなく、行ってみて価値観が変わった、広がったという声を耳にします。

普段生活している国を飛び出し、海外で生活するという事はたくさんのことに気づかせてくれます。更に語学学校の場合は色んな国の学生がいるので、色んな人、物に出会います。
国によって、地域によって物事に対する見方や考え方は異なり、留学することによりそれらを知ることができ、より色々な立場からの考え方が出来るようになり、考え方が広がっていき、最終的には自分の選択肢が増えるということに繋がっちきます。

覚悟ができる分、勉強に集中できる

長期留学の場合、退学や退職をして帰国後のその先の目的まで見据え、強い覚悟を決めて留学をする方が多いです。また、短期留学と比べ高額な留学費用もかかっていることから、少し嫌になったからと言って簡単に帰国することはできません。

どんなことがあっても、絶対に目的を達成する、最後まで逃げずに立ち向かうという強い覚悟を持っていると、だらけずに集中して勉強が継続できるはずです。

まとめ

日本での今の環境から海外に飛び出すのは、とても大きな覚悟が必要だと思います。実際に海外で生活することにより、環境や食事が合わない事や寂しさなどのマイナスな事も出てくるかもしれません。

しかし、海外で他国の学生と一緒に生活をし、英語を学ぶことにより視野や自身の価値観が広がり、キャリアアップにも繋がっていきます。

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