フィリピン留学コラム

【短期&長期】フィリピン留学の準備と持ち物まとめ

留学の準備、持ち物
いざフィリピン留学をするとなった時に、準備は何をすればよいのだろうか、何を持っていけばよいのだろうか、経験がないのでわからないと思います。
留学は旅行と違って生活をしなければなりません。持ち物も旅行とは違う物がもちろん必要になってきます。
こちらでは留学前の準備や持ち物についてまとめてみたので参考にしてみてください。

フィリピン留学までにしておくべきこと

留学の場合、健康診断や予防接種を受け、大使館でビザの手続きなど事前に行わなければならないことがいくつかありますが、フィリピンの場合はそれらが不要になります。

なので、気軽に行けるのもフィリピン留学のメリットなのですが、パスポートや海外旅行保険、留学費用や現地での生活費など必要最低限の事は準備しなければなりません。

資金集め

フィリピン留学の料金は比較的安めではありますが、それでも費用はかかります。授業料、滞在費、教材代や光熱費、海外旅行保険、現地の生活費などが必要となり、受講するコースや期間によって金額は大きく変わりますがアルバイトをしてお金を貯めたという方が多いです。

どうしても暇な時間ができたり遊んでしまうとお金を使ってしまいますが、休日は体を休めたり英語の勉強をするなどなるべくお金を使わなくて済む工夫をし、日常では自炊をするなど節約を心がけるようにすれば早めに資金が貯まるはずです。

パスポートの申請

留学をする際に必ず必要となるパスポート。パスポートは、海外で持ち主の身元を公的に証明する唯一の書類です。

種類

20歳未満
有効期限が5年
20歳以上
有効期限が5年、10年で選択可

申請費用

有効期限5年
11,000円(12歳未満は6,000円)
有効期限10年
16,000円

5,000円の費用で5年の違いなので20歳以上の方は10年で申請するのがおすすめです。

証明写真、身分証明書、戸籍抄本などの書類が必要なうえ、申請から受取までに土日祝日を除く1週間程度かかります。余裕を持って早めに申請するようにしましょう。
すでにパスポートを取得済の方は、留学期間中に有効期限が切れることがないか、よく確認しましょう。

入学の申し込み

ご希望のコースと滞在日程などを決め、最低でも出発の1か月前までには申込を済ませましょう。
1人部屋希望の場合は更に余裕を持って2~3カ月前にお申込み頂くとお部屋の確保がされやすいです。

ただし、夏休み等の長期休暇期間は学生が増える為、1ヶ月よりも前に埋まってしまうことが多く、注意が必要です。それ以外の時期ですと、出発まで1ヶ月を切っている場合も学校の予約状況と、その学校に対する手続きが間に合う範囲でしたら申込可能な場合もありますので問い合わせてみましょう。

クレジットカードの申し込み

フィリピンでは小さなお店やジプニーなどクレジットカード決済が対応していない場合もありますが、ホテルやショッピングモールなどでは使えます。

クレジットカードは海外旅行保険や盗難保険などのオプションが付いていて年会費無料のものが多く、持っていて損はありません。

万が一、現金のみが入った財布を盗まれてしまった場合は戻ってくる可能性は低いですが、クレジットカードなら紛失したときにカード会社に連絡することで利用を停止することができます。更に、不正利用された場合にもクレジットカードの「盗難保険」で補償されるため、現金をたくさん持ち歩くよりはクレジットカードと少しの現金を併せて持つ方が安全だと言えます。

海外旅行保険付きのものを選ぶこと

クレジットカードによっては海外で病気やケガに遭った際の医療費が補償される「海外旅行保険」が付帯されています。旅行だけではなく留学時にも適用されます。

海外旅行保険はクレジットカードを持っているだけで適用される「自動付帯」と、留学や旅行時の航空券をクレジットカードで購入することで適用される等の条件付きの「利用付帯」がありますが、自動付帯のクレジットカードを作ると良いでしょう。

保険適用期間はほとんどのクレジットカードで出国してから90日間となっています。

基礎的な英語の勉強

フィリピン留学は、マンツーマンレッスンによって勉強したことを口に出して話す、アウトプットができるのがメリットです。繰り返し英語を話す事によって自然とフレーズが出てくるようになりますが、ある程度の単語や英文法が頭に入っていないと、会話を止めて単語や英文法を調べるのに時間をとられてしまいます。

更に英語初心者の場合、単語や英文法などの英語の基礎を勉強していくので、アウトプットが思うようにできずに、1ヶ月の留学期間はあっという間に過ぎ去ります。

単語を覚えたり英文法を勉強するのはフィリピン留学に行かなくても日本でできることです。英語に囲まれた環境を作れるフィリピン留学では、なるべくアウトプットで実践できるよう、できる限り日本で英文法の基礎・英単語を学習しておくのが良いでしょう。

長期留学の際に準備しておくべきこと

半年や1年の長期留学の場合、航空券や持ち物の準備だけではなく、学生の場合は休学や退学、社会人の方は今働いている職場を退職など、今の環境の整理も必要となってきます。

また、家賃や光熱費、年金などの毎月支払いが発生するものに対しても様々な手続きが必要となります。
長期で留学に行く方が、日本でどの様な手続きや準備をして留学に行くべきかをまとめました。

家賃、光熱費の手続き

1人暮らしの場合、留学中でも毎月の家賃は発生します。

1年の長期留学であれば、アパートを退去したほうが良いかもしれません。
ただし退去した場合、引っ越し費用や帰国後に新しいアパートを探すと敷金礼金+前家賃+不動産会社への仲介手数料などがかかるため、留学期間が6ヶ月くらいであれば退去せず家賃を支払ったほうが安い場合もあります。

退去せず家賃をそのまま支払う場合は、電気、ガス、水道、インターネット等は一時停止し、郵便物は実家などに転送されるよう手続きをしましょう。

国民年金や住民税の手続き

何も手続きをしないと日本に住んでいなくても健康保険や年金、住民税の支払い義務が生じてしまいますが、役所に「海外転出届」を提出することにより、これまで加入義務があった健康保険、国民年金は加入義務がなくなり、日本国内にいない期間の住民税の支払いも必要なくなります。

ただし住民税の計算は毎年1月1日に日本にいるかいないかを基準とし、翌年払いなので留学期間中も前年度分を払わなければなりません。フィリピン留学の期間に対して支払い不要になるのは翌年の話になります。

どれくらいの期間から「海外転出届」の提出が必要か、厳密にはルールは決められていません。お近くの役所に問い合わせてみましょう。海外転出届を提出した際は、帰国後14日以内に転入届の手続きをする必要があるので忘れないよう要注意です。

病院に行っておく

フィリピン留学の場合、健康診断や予防接種は必須ではありませんが、長期日本を離れるので念の為健康診断を受けておきましょう。

また、たいていの病気は海外旅行保険が適用となりますが、歯の治療はほとんどの保険が適用対象外です。万が一、留学期間中に歯が痛くなってしまった場合、治療費や技術面が心配だと思います。長期留学の場合は日本はやめに検診を受け、虫歯などの治療を済ませてから留学した方が安心です。

いつも飲んでいる薬がある場合は多めに処方していただけるか病院の先生に相談してみましょう。

フィリピン留学時に持っていくべきもの

生活に必要なものを持っていくと考えると、スーツケースがいくつあっても足りません。最近では、無印良品やダイソーなど日本の雑貨店も増えてきているので、フィリピン現地で購入できるものも増えてきました。すぐに必要なものや現地で購入できないもの、使い慣れたものは日本から持参し、現地で買える物は現地で調達しましょう。

国際対応モデルのドライヤー

日本のドライヤーをフィリピンに持っていってもコンセントの形は同じですが、電圧が違うので使う事が出来ません。
海外の電圧に対応しているドライヤーもしくは変圧器が必要となります。

海外対応のドライヤーを持参する。
メーカー等こだわりがなければAmazonで安く購入できます。
現地のショッピングモールでドライヤーを購入する。
500ペソ(約1,000円)~購入する事が出来ます。
変圧器+日本のドライヤーを持参する。
変圧器を購入するより現地でドライヤーを購入したほうが割安です。

日本語の英単語帳

日本語の英単語帳や参考書は現地では手に入りません。英語のテキストや英語で教えてもらっただけではどうしても理解できないことは、日本語の参考書を見るのがわかりやすいです。また、英単語帳や参考書は自習の時間に予習・復習で使用することができるので持参をオススメします。

また、すぐに調べられるよう電子辞書も持参しましょう。

生理用品

ナプキンは現地でも購入ができます。質は日本に比べるとさすがに劣りますが、日本から持参するとスーツケース内でかさばるのであまり気にしない方は現地購入をオススメします。

肌が弱くかぶれやすい、こだわりがある、日本と同じ質を求める方は、日本から持参をした方がよいかもしれません。

また、タンポン派の方も日本から持参をした方がよいかもしれません。現地でタンポンを販売されているところが少なく、探すのに苦労します。

使い慣れた化粧品

フィリピンでも化粧品は販売されていますが、日差しは日本よりも強く、水の質も悪いので肌トラブルが出やすい状態になります。また、環境の変化やストレスで肌が荒れてしまう事もあります。そのような状態で海外製の化粧品を使用してしまうと、慣れていなかったり刺激が強く新たなトラブルを招きかねません。普段使い用はなるべく日本から持参するとよいでしょう。

常備薬

生活環境が変わり、勉強の疲労やストレスで体調を崩しやすくなります。
普段飲み慣れている風邪薬や胃腸薬、頭痛薬のような市販の常備薬は、日本から持って行った方がよいです。

また、病院で定期的に薬を処方してもらっている場合は、留学するためしばらく病院に来られないと事情を説明すれば薬の種類にもよりますが、数か月分処方してくれる場合もあります。

帽子・サングラス

フィリピンは日本に比べて日差しが強いので、外出時にはダングラスや帽子を着用しましょう。帽子は鞄にしまえる、折りたたんでも大丈夫なものが便利かもしれません。

また、サングラスも現地で安く購入できますが、UVカットが付いていないものがほとんどです。日本ではUVカット付きの物が安く手に入るので日本で購入して持参するのをおすすめします。

まとめ

お金やパスポートなど、絶対に持ってこないといけない物を除けば、基本的にはなんでも手に入りますが、品質は日本の物の方が良いことが多いです。

準備や持ち物に迷った場合は、学校やエージェントに相談してみましょう。インターネットで検索して、留学経験者の意見を参考にするのも良いですよ

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