フィリピン留学コラム

フィリピンの『ルソン島』のいいところとは?

ルソン島はフィリピンの北端に位置するフィリピン最大の島で、最も人口が多い島です。
人気の避暑地やリゾート地があるマニラ首都圏、その上部に位置する、山深く緑あふれる北部、南にはビーチや湖、火山など豊かな自然が広がるビコル半島周辺と地域によってさまざまです。
首都マニラは近代的なビルが建つオフィス街がある大都会で、世界各地から人が集まります。

おすすめ観光スポット

サン・アグスチン教会

スペイン統治時代の面影を残す旧市街イントラムロスにあり、世界文化遺産にも登録されているバロック様式の教会です。
1587年に着工され、1606年に完成しました。イントラムロスの中で、破壊されずに建設時のまま残っているのはここだけです。
外観は迫力があり、中は美しく装飾されています。

コルディリェーラの棚田群

ルソン島北部の中央山岳地帯に広がっている棚田地帯で、棚田の規模としては、総面積2万ヘクタールで世界最大ともいわれています。
1995年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、世界的に有名な観光名所です。その美しさは天国へ昇る階段とも称されています。

ビガン歴史都市

ビガンはルソン島のマニラの北、約400kmにある都市で、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
1574年に建設され、16世紀からのスペインによる統治下で商業、貿易の拠点として栄えていました。
凝った造りの家やカラフルな装飾品など、ビガンの街は、アジアに残るスペイン統治下の都市では最も保存状態が良いといわれています。

パラウイ島

パラウイ島ルソン島の北東端の沖合に位置する半島です。
白い砂浜と火山岩、青い海のコントラストや、手つかずの自然が多く残っている点が評価され、「世界のベストビーチ100選」の10位に選ばれました。
ここにはホテルはがありません。滞在する場合、キャンプかホームステイが一般的です。

マニラ湾の夕日

マニラ湾は、フィリピンのルソン島にある南シナ海に面した湾です。首都マニラ市街地の西側に広がっています。
そのマニラ湾の夕日は真っ赤に燃えるような夕映えが印象的で、最も美しい夕日を見られるスポット「世界三大夕陽」として有名な場所となっています。

ルソン島の食事

ブラロ

マニラから南へ約60kmのタガイタイという場所の名物料理です。
牛の骨付き肉を煮込み、骨髄から濃厚な旨味エキスが染み出したコラーゲンたっぷりのスープです。牛肉と一緒にジャガイモやトウモロコシ、白菜、たまねぎなどを煮ているので野菜も沢山とれます。味付けは意外とあっさりした塩味です。
ライスと一緒に食べるのが定番で、今ではフィリピン全土で食べられています。

ルソン島の気候

ルソン島は大きい島なので、地域によって気候が異なります。
首都マニラは年間を通して気温が高く、年平均気温は26℃~27℃ほど。雨季には年間降水量の70%にあたる激しいスコールが降り、時々洪水が発生します。また、マニラは台風が直撃しやすい地域となり、9~10月ごろを中心に洪水被害などが起こります。
ルソン島北部の山間部は年間を通して涼しい気候なので、12月~1月になるとかなり冷え込みます。

ルソン島の交通

ルソン島にある首都マニラには唯一電車が走っています。
また、マニラはここ数年、他のアジアの国と比較しても交通渋滞が特に酷いです。15分〜20分で到着する距離が1時間かかる事があたりまえに起こります。
また、マニラからはルソン島北部へ伸びるNLEX(エヌレックス)とルソン島南部へ伸びるSLEX(エスレックス)という2つの有料高速道路があります。

ルソン島観光の注意点

マニラなどルソン島の治安はそれほどよくありません。といっても渡航を制限されるほどではないですが、世界各地から人が集まる観光都市なので現地でのトラブルに注意が必要です。
よくいわれるのがタクシーのぼったくりですが、ほかには荷物の置引きやひったくりに詐欺。貴重品や手荷物の扱いには十分に注意しましょう。
また、同じルソン島でも北部に位置するバギオはフィリピン人にも避暑地として利用されており、富裕層が集まっている町で比較的治安は良いです。

まとめ

ルソン島は、フィリピン諸島のうち最も面積の大きな島で首都圏メトロ・マニラもルソン島に属しています。世界で17番目に大きな島であり、世界で4番目に人口が多い島でもあります。
地域によって気温や環境がガラリと変わり、大きな山脈やビーチなどの自然が魅力的で、多くの観光名所があり、毎年多くの旅行者が訪れています。また、スペイン統治時代の建物も多く残っており、今では観光客が訪れる名所にもなっています。

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