フィリピンの『ミンダナオ島』の特徴について

おすすめ観光スポット

ミンダナオ島の食事

ミンダナオ島の最南部に“フィリピンのマグロの首都”と呼ばれる場所があるのをご存知ですか。
ジェネラル・サントスの漁港の一日の水揚げ量はフィリピン最大を誇り、新鮮な魚介類は市民に親しまれています。市内の市場では刺身用のマグロ、カマ焼き、煮物用のマグロが売られており、街を歩くとマグロ料理を看板に掲げたレストランがいくつもあります。
また、ミンダナオ島はバナナやパイナップルの産地としても有名です。

ミンダナオ島の気候

ミンダナオ島の多くの地域では、年間を通じてかなりの雨が降ります。しかし、台風はまれにしか上陸しないため、他の地域に比べ台風の被害は比較的少なくなっています。
リゾート地や海外移住先として人気のエリア、ダバオは雨季や乾季は特になく、降雨量、気温、湿度、気圧なども一年を通して変化が少ない。地震や台風など災害も少ない場所にあるため、生活インフラがとても整備され、とても住みやすい環境です。

ミンダナオ島の交通

ダバオ市はフィリピン国内外の多くの都市から航空機・船・バスなどがアクセスしています。また、市内の道路、橋、港の整備も行われています。
ダバオの主な交通手段は、タクシー、ジプニー、トライシクルで、タクシーの基本料金は3０ペソとほかの都市よりも1０ペソ安く設定されています。メーターのつけ忘れや料金の水増しなどもほとんど見られないといわれ、外国人でも安心してタクシーに乗れます。
ダバオの街を走るジプニーはほかの都市のものに比べ、新しくきれいなものが多いです。

ミンダナオ島観光の注意点

2017年にミンダナオ島西部マラウィ市でイスラム過激派による戦闘があったことを受け戒厳令が発令されています。一部の地域ではイスラム過激派組織による爆弾テロ事件や身代金目的の誘拐事件等が多発するなど不安定な治安情勢が続いており、渡航中止勧告も出ています。
同じミンダナオ島でも、ダバオは違法行為に対する取り締まりが厳しく比較的治安が良いと言われています。しかし、2016年には爆破事件も起こっていますので、十分に注意をし、夜に出歩くことや危険なところには近づかないようにしましょう。

まとめ

ミンダナオ島の一部では度々危険なニュースを目にし、渡航禁止の区域もある島ですが、危険な地域から遠く離れた場所にはリゾート地として多くの観光客が訪れている地域もあります。
美しいビーチだけではなく、テーマパーク、動物園や公園など見どころは多く、比較的治安も良いとされています。季節に乾期と雨期の区別も無く、年間を通して過ごしやすい環境で観光客や留学生が増えています。