パナイ島は、フィリピンで6番目に大きな島で、アンティケ,カピス,アクラン,イロイロの4州に分かれます。
ビサヤ諸島の最西端に位置し、世界遺産のミアガオ教会など多くの教会が点在しています。
セブ島と並んでビサヤ諸島ではよく開けた島で、米、トウモロコシ、ココヤシなどが栽培されます。また、北岸と東岸では魚の養殖も盛んです。
おすすめ観光スポット
アンティケ
パナイ島西部に位置しており、イロイロ市から車だと約2時間でアクセスできます。
透明度の高い海ではスキューバーダイビングやシュノーケリングを楽しめます。
手付かずの自然が残っており、ビーチはもちろん、サンセットや星も見る事が出来ます。日本では見られない光景が広がっているので絶対におすすめです。
ギガンテス
ギガンテス島はパナイ島の北に位置し、周辺にいくつもの島々が点在する離島です。
島々は未開発な部分が多く、神秘的な自然を感じゆったりとしたひと時を過ごすことができます。透明度の高い海ではアイランドホッピングやシュノーケリングを楽しめ、他にも洞窟探検、ロッククライミング等の様々なアクティビティを楽しむことができます。
また、新鮮な魚介類の食事も人気です。
ギマラス
イロイロ市の対岸に位置し、ボートで約20分という距離のギマラスは世界的なマンゴーの産地として非常に有名で、5万本にも及ぶ世界一甘いマンゴーの木があります。
毎年4月にはマンゴーフェスティバルが開催され、その時期に収穫されるマンゴーは大きくよく熟れており、おいしいと評判です。
美しいビーチではアイランドホッピングやシュノーケリングを楽しむことができます。
Dinagyang Festival(ディナギャン・フェスティバル)
年に1度、毎年1月に開催されているお祭りです。フィリピンの中でも大きなイベントとして知られていて、お祭り開催時期の前後には多くの観光客が世界中から訪れれます。
見所は魅力的なパレード。体を黒く塗ったダンサーらがカラフルな衣装を身にまとい、ドラムのリズムに合わせて踊りを披露。夜には花火も上がります。
シラアン温泉
パナイ島にある複合型のリゾートで、温泉だけでなくプールや目の前の海でシュノーケリングも楽しめ、宿泊施設もあります。入場料は60ペソです。
目の前の海を眺めながら温泉に入ることができます。温泉のお湯はぬるめです。
パナイ島の食事
いたるところにマンゴーやリンゴのフルーツショップ、屋台(BBQやバロット)、市場(野菜や肉)があります。
フィリピン料理はもちろんのこと、日本食、中華料理、イタリアン、など多種多様なレストランがあります。
また、パナイ島では牡蠣などの貝の養殖が盛んで、地元で採れた新鮮なシーフードをふんだんに使ったフィリピン料理が味わえます。
パナイ島の気候
パナイ島は熱帯モンスーン型気候のため、年間を通じて気温・湿度が高いといわれております。その為、フルーツの栽培が盛んです。
極端な乾季のない気候に恵まれ、昼夜の寒暖差がある地域の為比較的過ごしやすいです。
最も暑いのは乾季の終わりにあたる12月で、35度を超える日も少なくありません。台風も通り過ぎ、乾季にちょうど差し掛かる11月~12月がおススメです。
パナイ島の交通
主な交通手段はタクシーとジプニー、トライシクルです。
フィリピンで最も人気のリゾートアイランド、ボラカイ島へはパナイ島北部、カティクランからボートで10分ほどの距離にあります。
カティクランへは唯一パナイ島が陸路のみで行くことができます。
また、マンゴーフェスティバルで有名なギマラス島にはパナイ島のイロイロから船で20分ほどの距離です。
パナイ島観光の注意点
在フィリピン日本国大使館のホームページでは『パナイ島については、比較的治安が安定しています』と記載がありますが、ボラカイ島など有名リゾートでは、フィリピン当局やリゾート関係者により安全確保が図られている例も多く見受けられますが、依然として一般犯罪が多く発生しています。
まとめ
パナイ島の治安はフィリピンのなかでもトップレベルに良いとされていて、大都市である首都マニラと比べると、地方都市らしく町全体がのんびりとしています。
交通渋滞が少なく、排気ガスで空気が汚れていることもありません。
パナイ島内部では田園風景が広がりますが、観光スポットもあり、アイランドホッピングなどのアクティビティも盛んに行われていますので楽しみは沢山あります。