1ヶ月という短期滞在でもインターンシップを受け入れていただけて、日本人が少ない地域ということで、こちらの学校にしました。
インターンシップを通して、日本国外で働くとは…ということを、身をもって経験して、帰国後の人生設計の視野を広くしたいと思っていました。
また、再就職にあたってフィリピンも視野に入れていた為、フィリピンという国を実際に見て正しく理解することも目標の一つでした。
入学してすぐ、英語の履歴書を作る作業があり四苦八苦していましたが、数名のチューターが全面協力してくださり、無事期日よりも早く提出できました。
週末の夜は、いつも台湾人の友達と遊びに出ていました。そして、12時くらいに学校に帰り韓国人の友達も交えて星を見たり、アジアの国々の共通点を探ったりするのがルーチンだったように思います。
また、1ヶ月という短い期間にも関わらず、チューターやマネージャー、インターンシップ先の方々のお蔭でローカルフードを沢山食べることができました。
日本国内でもなかなか入ることのできない裁判所に連れて行っていただき、まるで法学部のインターン生の様な体験でした。オフィスでは、資料整理や大量のコピーをしたりしましたが、プリンタの速度の違いにはカルチャーショックを感じたり…今まで自分が働いてきた日本・自身の環境が、もの凄く早送りだったことを改めて実感しました。
また、法律事務所という場所柄、フィリピンが抱える問題点を目の当たりにすることが多く、フィリピンの現状に深くかかわることができ、とても良い経験だったと思います。
滞在期間が1ヶ月だったので、2週間のインターンシップしかできなかったことが、本当に悔やまれます。
エネルギッシュなのに大らか、そして優しい人が多い街だと思います。インターンシップ先への通勤が留学中で最も苦労したのですが、困っていたりするとすかさず周りの方が声を掛けてくれ、助けていただくことが本当に多かったです。
また、一人で歩いていても危険を感じない治安の良さもあります。（でも外国には変わりないので、そこは忘れないでください）初めての海外や、フィリピンという方には治安の良さではお勧めですが、やはり日本から比べると都市部や欧米に比べるとギャップが大きく順応することが大変だと思います。
元々Yes・Noをはっきりと言う性格でしたが、輪をかけて強くなったと思います（笑）現地の方に遠慮していると帰れないといった事態に陥るので、遠慮していられません。
実際にフィリピンに滞在してみて、東南アジアで働くという事が現実的に考えられるようになりました。前職の経験も活かしつつ働ける再就職先を、東南アジアも視野に入れていきたいと思っています。
インターンシップ先で、フィリピンの歴史と日本との関わりについて話す機会が何度もあり、もっと勉強すべきだったと思いました。
私事ですが、MKは2度目の留学でした。その為、語学力よりもインターンシップを重視し、なにより30代の脱サラ留学です。失敗できないプレッシャーで辛いことも多かったですが、それでも社会経験が長いからこそ解ること得るものが多い1ヶ月でした。
留学前の私の様に、この先の人生に迷いや息苦しさを感じている社会人の方は多いと思います。まずは1週間！お休みを工面して、留学してみませんか？留学は語学を学ぶだけのものではありません。国際感覚を身に着け、文化・習慣の違いを肌で感じ・学ぶチャンスです。語学力は後からついてきますし、そこはMKのスタッフやチューターが補ってくれます。
1歩踏み出す勇気を振り絞ってみてください。必ず人生は変わって見えてくると思います。
